さいきん


by kbkbkb_y7
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マレーナ(原題:MALENA)

c0063627_0191381.jpg主演、モニカ・ベルッチ

忘れられないひと。あの頃、あなたが世界の全てだった。
あかんわこれ。何回みてもため息もん!

S:1940年の晩春。シチリア島の漁村カステルクト。12歳の少年レナート(ジュゼッペ・スルファーロ)は、その日初めて、村一番の美しい女性、マレーナ(モニカ・ベルッチ)を見た。マレーナは結婚してすぐに戦地へ行ってしまった夫ニノのことを想う毎日。そんなマレーナにたちまち恋に落ちた少年レナート。以来レナートはマレーナを見つめつづけた。やがて彼女に悲劇が訪れたときも……。

レナートは12歳でまだ半ズボンをはいているいわゆるガキ。マレーナと出会うまでも思春期を自分で感じてはいたと思うけど、彼にしてみればマレーナの美しさは衝撃で、自分で自分の体の反応に驚いてしまうくらい。ストーカー的でもある行動を繰り返し、毎日彼女を想うばかりに学校の先生までもがマレーナに見えてくる始末。書けど出すことのできない愛の手紙には「ぼくがあなたを守ります永遠に 大人になるまで待って」と。ラブコメみたいに胸がキュンとなるわけではないけど、映像美に俳優の良さが相乗効果になって何だかたまらなくなる。

なによりも脳裏に焼きついて離れないのが主演のモニカ・ベルッチの美しさ。これは冗談抜きでヤバイ!何度観てもこの劇中のモニカは一段と美しい。シチリアのため息ものの景色と合わさってさらに魅力が増している。ほとんどセリフがなく、動きで、目での演技が求められたと思うけど、これが見事。女達がマレーナの悪い噂話をしようとも、醜男たちが汚い目でどれだけマレーナのケツに見とれようとも、悪いのは彼女の美貌。彼女には何一つ罪がない。それがまた切なくさせる。

最後のシーン、村を追われたマレーナが生きていた夫と共に戻ってくる。集団リンチで無残なまでに殴られ、髪を短く切られ、裸にされた彼女がその村へ帰ってきた。終始、俯いて歩く彼女に対し夫は拍手ものの堂々っぷり。その男気あふれる夫にレナートが宛てた手紙も胸を打つ。信じ続けた、愛し続けたレナートが始めて彼女への気持ちを”行動”に表すことができた瞬間。前よりもずっと地味に、でも奥に秘める美貌をいまだ溢れんばかりに持っているマレーナを前にレナートは「マレーナさん、お幸せに!」と初めて彼女に対して声を発する、その振り向いた彼女の顔ったらないよ、ほんまに。あんなの見たことない!もちろん、他にも美しいシーンは数えきれんほどあって、喪服をまとったマレーナが戦死した夫を想って振り向いたときのうなじとか、売春婦になることを決心して髪を切って色を染め、ケバめの化粧で颯爽とでも妖艶に歩く。タバコをくわえた瞬間、何人もの男性から火を差し出されるシーンなんか、ほんま圧巻。少年が最初で最後(?)の言葉を発したあと、何度も何度も、何度も振り返りながら自転車で去っていくところは体中に鳥肌が。力なく歩くマレーナがだんだん小さくなっていくのがまた切なくて思わず涙するところでした。

レナートとお父さんが絡むシーンは笑いがたくさん起こりました。イタリアのお父さんって熱いんやなぁと。。性描写は観る人それぞれ感じ方があると思うけど、わたしは不快に感じるどころかフフッとなってしまいました。これって女失格?!
やっぱりイタリアって素敵。

またもすばらしい作品が紹介できてよかったです、是非チェックしてください。
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by kbkbkb_y7 | 2005-04-14 00:39