さいきん


by kbkbkb_y7
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<   2007年 03月 ( 6 )   > この月の画像一覧

アップが少し遅くなってしまいましたが、ごぶさたしてた映画館へ足を運んできました。

パフューム ある人殺しの物語(原題:PERFUME:A STORY OF A MURDER)
それは、昨日まで人だったもの。
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S:18世紀のパリ。悪臭立ちこめる魚市場で一人の赤ん坊が産み落とされる。危うく捨てられかけた赤ん坊は、間一髪で拾われ、グルヌイユと名付けられて育児所に引き取られる。グルヌイユは友だちもいない孤独な子どもだったが、何キロも先の匂いを嗅ぎ分ける超人的な嗅覚の持ち主だった。やがて青年となったグルヌイユは、ある時運命の香りと出会った。それは赤毛の少女の体から匂い立っていた。しかし彼は、怯えて悲鳴を上げようとした少女の口をふさぎ、誤って殺してしまう。以来、彼は少女の香りを再現することに執着し、香水調合師バルディーニに弟子入りするのだが、しばらくして、更なる高度な技術を持つ職人の街グラースへと旅立つ。そこであの香りに再会したのだ。香りの主は、裕福な商人リシの娘、豊かな赤毛の美少女ローラだった・・・。

映画冒頭、グルヌイユの出産シーン、よく見る撮影方法で何カットも高速で写していく場面、
魚のハラワタだったり、腐った魚に涌く虫とか、本物なのか作り物なのか分からん赤ちゃん。
CMやチラシやイメージとはかけ離れたその映像に度肝を抜かれました。
個人的にコンディションの調整不足ということで、あまり良いものでは無かったですね。。

序盤は(映像のアレコレはあったものの)引き込まれるストーリー展開で、
その才能をいつ、どうやって発揮させるのか、余計に気になる構造で楽しかったです。
香水作りにやっと近づいて、そのイロハを勉強している段階だとか、グラースに旅立つ所とか、
悪寒交じりのミステリアスな場面も織り交ぜながらで、映像どうのこうのは抜きにして、
実は結構楽しめました。

が。

映画館側の上映の仕方があんまりよろしくなかったのと、(結構飛んだりした)
何か、長いなぁ・・この映画・・・とだんだん感じ始めて、集中力も散漫に。。
やっとこさ採取し終えて、さあ!どんなもんじゃい!のシーン。

ポカアン(゜△゜))

なんで。なんでこうなるのだ・・・。
ということです。
その時点から眉間にシワよせて、イラッとしながら早くオチを見てしまいたいと少し思いました。
不快・・という言葉で言い表すことも難しくて、でも素敵では決してないんですよ。
グルヌイユの切ない心のうちをあらわすシーンがあるのですが、あれは映画用とのこと。
余計分からんわい!と、一人でツッコミを入れ、そそくさと家に帰りました。
なんか帰り道、チャリンコこぐんがしんどかったのは気のせいでしょうか。

ちなみにヒロインのローラ役の女優さんは若干15歳・・。
彼女に関しては見とれるほどのキレイな赤毛に無垢な表情・・・良かったです。
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by kbkbkb_y7 | 2007-03-07 21:54

闘病生活⑦

なんとか生きているKIBEりん、初めての入院生活に驚きの連続でした。
入った病室は7人部屋で、一人のおばさんが既に入院してらっしゃいました。
耳の鼓膜の手術をしたらしく、耳が聞こえにくいそうで、
声が出ない私とは最後の最後まで話がかみ合いませんでした・・・(笑

脱水症状も出ていたため、キツイめのステロイドの入った点滴を一日2回、
外出禁止で一日中ベッドの上で、ヒマを持て余していました。

家族を始め、友達、知り合い・・たくさんの人がお見舞いに来てくれました。
本の差し入れが嬉しく、ゴロゴロしながら約6、7冊、すべて読破しました。
でも何より嬉しいのは、人の顔が見れること、会話ができること。
さすがに調子に乗って喋ると疲れるし、喉も万全ではないので、本領発揮というわけには
いきませんでした。耳鼻科と眼科を間違えた話とか、話題は尽きないのに・・・。

食事も初日の汁物オンリーからは、だんだんと解放され、アイスクリームだって食べました。
だんだん、少しずつ少しずつ、良くなっていきました。
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4泊目の金曜日には外出も許され、家に帰りとりあえずお風呂。
こんなに気持ちいいものかと、日本人で良かったと痛感いたしました。
そして5泊目、土曜日に無事、退院することができました。

生きてます、みんな、ありがとう。
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by kbkbkb_y7 | 2007-03-04 21:46 | DIARY

闘病生活⑥

時間も遅かったため、いちいち荷物を取りに帰るなんてことは出来ず、というか患者やしね。
入院の準備を看護師さんが急いでしてくれて、その間、血をとったり検尿したり色々と。

まだまだ意識が朦朧としているKIBEりん、病気への恐怖や、会社のこととか、他もろもろ、
一気に考えて「・・・どうしよう・・」と、まるで犯罪を犯したかのように怯えました。
心配してもしゃあないやろと励ましてくれるママンの声も遠く、今までにないくらい落ち込む。。

その日はベッドに入るなり点滴をしました。
だいたい1時間半強くらい、じーっとベッドに横になり、消灯した病室で一人、涙する。。

幸い、キツイ点滴がすぐに効いてきて、一日の苦しさを少し忘れられるほど楽になり、
少しだけ眠ることができました。と、言っても3時間ほどやけど。。

次の日、食事の前にまた診察。そこで改めて先生に色々と教えてもらいました。
病名は3つあり、合併的に煩っていること。
どこがどうなって、何が起こっているのか。
これから少しでも悪くなるようなら、喉の切開、そこからの呼吸になると。
それから、もう一日遅かったら、死んでただろうということも。。。

恐ろしくて声も出なかったけど、あ、声は元々出えへんかったんやけどね、
”生かされた”のかと、なんともいえない、ただ鳥肌だけがずっと消えませんでした。
結果、実はシップや濡れタオルで冷やしたのが一番ダメだったようで、症状を悪化させたと。
BB耳鼻科を恨んでも恨みきれへんけど、とにかく助かった私がいることを思うと、
何もかもに感謝するほか無かったように思います。あー、よかった、生きとって。
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by kbkbkb_y7 | 2007-03-04 21:25 | DIARY

闘病生活⑤

心配する両親に付き添ってもらい、23歳の情けない娘はテンションガタ落ちで病院へ。
事前に電話をしていたので、即待合室に。
既に時刻は8時半を回っていましたが、そのCC耳鼻科は救急もやっているらしく、
加古川や高砂からも救急車で運ばれてくるような人を診ているようで、遅くまでやってました。

結局その日は私が最後の患者となり、やっとこさ先生の前に通されました。
どうやらその病院の院長先生らしく、BB耳鼻科と同じく結構お年を召されている容姿。
また同じ結果だったら・・・と心配しているのとは裏腹にテキパキとこなしていく先生と看護師。

一通りの問診を終え「その声は完全におかしいね」と言われ、余計に恐怖が増す。
小さい鏡がついた器具を使い患部を診た先生「あ、これはアカンわ、入院して」。

ぇ・・・・・・・・・・・・・・・。

驚きと恐怖とで意識が遠のきそうな私を尻目に、次にビデオカメラを用意し始めた先生。
その患部をよりハッキリと診るために鼻から管を入れ、その先にあるカメラで映すのです。
受付で待っていたママンが呼ばれ、一緒に映った映像を見る、言うまでもなく悲惨なもの。
患部は声帯と食道と気管の入り口付近。炎症を起こし水ぶくれ状態。
通常時の写真を見せてもらったけど、5、6分の1程度しか気道確保できておらず、
息が出来ず、何も飲み込めないはずだ、といった感じのものでした。

「なんでこんなんになるまで放っとくんや!」、案の定怒られた親子・・・。
でも同時に「苦しかったやろう、よう頑張ったな、もう大丈夫やからな」と言われ、
張り詰めていた緊張の糸がプツンと切れたように、洪水のように涙が止まらなくなりました。
いかんせん、息が出来ないので泣くと余計辛かったのですが・・・。

そしてKIBEりんは人生初の入院生活を強いられることになったのです。
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by kbkbkb_y7 | 2007-03-04 21:10 | DIARY

闘病生活④

家に帰ったのはちょうどお昼時期。内科でもらっていた抗生物質を服用するため、
受け付けない身体にムチをうつように、食べ物を流し込む。
いつもより柔らかめのお粥さん、噛むことは出来ても飲み込めないので、
まるで鵜のごとく、天井を見上げ、涙目になりながら詰め込む。薬を飲む。

BB耳鼻科の先生、確実に80オーバーで治療もしてくれず、寝ろとだけ言うたオッサン、
でも仕方ない、お医者さんなんやから従おうということで、シップを左側の喉に貼り、
濡れタオルを用意し、あてがい、暫く眠ってみようと布団にもぐりこみました。

・・・・ガバッ!!

首を絞められる夢を見て起きる、正味、寝ていた時間は10分ほどでした。。
喉が腫れ息が出来ない、起きてる間はそこに神経を集中させて呼吸を保っているため、
脳も体も休める「睡眠」はそのときのKIBEりんには確実に不可能なことでした。

苦しくて、痛くて、眠くもならないまま夜8時を迎え、心配した両親が顔を見せてくれました。
そこでママンから提案「CC病院行く?」。
CC耳鼻科とはこれまた同じく小学校の時、一度だけお世話になったことがある耳鼻咽喉科。
そのときは、喉に刺さったむちゃくちゃ長いサンマの骨を取ってもらいました。
ただ覚えているのは怖くて泣きじゃくるのに先生が「泣くなっ!」と鬼の形相で怒ってきたこと。
「ぅぅぅぅぅ・・・また怒られたらイヤやなぁ」と行くのを躊躇している私に、最終判断が委ねられ、
結局あまりに辛いということで、とりあえずではあるけども、行くことに。

そこで衝撃の事実が知らされるのです。
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by kbkbkb_y7 | 2007-03-04 20:54 | DIARY

闘病生活③

かくして最後の力をふりしぼりBB耳鼻科へと向かったKIBE。
入る前にもう一度、病院の名前を確かめ、一歩一歩確実に階段を2階へと上りました。

小学生のときに一度、かかったことのある耳鼻科で、その当時は中耳炎を治してもらい、
その頃から割と年配の先生であるイメージはあったのですが、定かでなく、
なんせ長い年月が過ぎているので、まずは問診。

受付:「分かるところ書いてくださいね」
KIBE:「・・・出来ました」
受付:「あ、今まで大きい病気したことないですか?」
KIBE:「・・・・・・・水ぼうそうなら・・」
受付:「・・・・・あの、耳鼻関係で」
KIBE:「(驚&恥)・・すいません、中耳炎を一度・・」
受付:「はぁ・・・」

何よりも意識が確かでなかった私はそんなやりとりを終え、待合室で待ちました。
ほんの数分がこういうときは何時間にも感じられるもんなんだなぁと、辛く思いました。
やっとこさ名前を呼んでもらい、診察室へ入ったKIBE、驚きを隠せませんでした。
かすかに残る小学校時代の先生の記憶と全く一致した、ただ、あれ以来かなり年老いた、
しわしわのおじいちゃんが白衣を着て、イスに座ってました。

先生:「どうしたの?」
KIBE:「かくかくしかじか、あれあれこれこれ・・・」

先生が耳と鼻を見る。(喉を見てくれ)

先生:「最近、失恋でもした?残業は?」
KIBE:「・・・はぁ、昨日は残業でしたが・・・」
先生:「それやっ!疲れてんのやろ?」
KIBE:「さぁ・・・」
先生:「冷やしなさい、ほんで寝なさい、ほな治るし」
KIBE:「治療は・・?」
先生:「だから、寝るのが治療やろ、バカなことを聞くな。シップと濡れタオルで冷やしなさい」
KIBE:「ありがとうございました」

後にこの処方がとんでもない事件を招くとは知らず、KIBEは帰途につきました。
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by kbkbkb_y7 | 2007-03-04 20:38 | DIARY