パッチギ!
2005年 10月 10日
こんばんは、さらに更新サボっていましたKIBEです。
kiri_yamさんごめんなさい、今回は恋愛バトンでなく映画感想文でいきたいと思います。
もう心うたれてしまって、こっちを優先させてもらいますね??
パッチギ!
世界は愛で変えられる
えっと、土曜日になるんかな、10/8に小・中学校の友達と久しぶりに会うことになって、
映画を見に行ってきました。
といっても、”今”ガンガンに上映されてるものではなく、いわゆるローカルシネマクラブ的な会社の
開催する映画鑑賞会みたいなやつでした。
そこで見ましたこの映画、パッチギ!。こんなに胸が熱くなったのほんまに久しぶりでした。
S:1968年の京都。東高校2年の松山康介はある日、担任の布川先生から指示を受け、常日頃争いの絶えない朝鮮高校へ親善サッカーの試合を申し込みに行くハメになった。そして、親友の紀男と共に恐る恐る朝鮮高を訪れた康介は、音楽室でフルートを吹くキョンジャという女生徒に一目惚れしてしまう。間もなく彼女の兄が朝鮮高の番長アンソンであることも知る康介。それでも彼はキョンジャと仲良くなるため、楽器店で知り合った坂崎からキョンジャが演奏していた『イムジン河』という曲を習い、彼女の前でギターで弾こうと決意するのだが…。
えっと、このストーリー展開の書き方とは微妙に違った話かなと勝手に解釈してます。
もちろん、恋愛の要素だって含んでますが。
見る前はね、朝鮮と日本の重めのテーマ、重いってか難しいテーマって思い込んでて、
井筒監督の映画は好きやけど、未見やったわけなんです。
始まった瞬間、朝高(チョーコー)の連中がドドドドドドド~ッッって押し寄せてくるあたりで、(←写真下)
絶対おもろいやん(゜△゜!!!)と確信いたしましたよ。
でも単なる青春を描くだけじゃなく、”人間”に必要な感情とか葛藤とか、すべて見ることができたなぁと。
演じる役者の皆さんもよくて。
実はこの鑑賞会、井筒監督を招いてのトークショーの後に行われたんですが、観客とのカンバセーション形式。
「私も在日なんですが」といった声が多々聞かれました。
その方たちも言ってたんですが、ハングルがなんともすんなりセリフとして溶け込んでると。
プラス、舞台は京都ですので、京都弁もすんなり溶け込んでいると、感じました。
大阪弁でもなく、私の使う播州弁でもない京都弁。特有のなんていうのかなぁ、京都弁(笑 が見事でした。
たいがい東京の人が使うとイラだつんですが、大丈夫でした。オダギリジョーもむっちゃうまかったのでビックリ。
あとで岡山県出身って知ってさらにびっくりしました。
あ、映画の感想全然書いてない!!(汗
ここで、この映画はこうだった!と言い切りたくないんです、実は。だって絶対みんながみんな感じることは別のはず。
約2時間のこの作品の中で”喜怒哀楽”すべてを味わうことができたのは確かです。
キツめのジョークに、さらにキツめの映像。でも、ふいにグラッと心揺さぶられると。
上映中、そこらじゅうからグスグスと泣いてる声がきこえてきとるなぁと思ってると、見終わったあと
「あんたもっと静かに泣けへんの」と言われてしまいましたが、おそらく、みんな泣いてたはず。
なんで故郷は分裂させられなアカンかったんか、なんで日本なんかにつれてこられなアカンかったんか、
今までが積み重なって”時代”で、万人が万人、幸せだけを感じてたワケじゃないし、これからの”時代”の中でも、っていうか、今現在でも。。
頭の中で考えるのが精一杯でうまく言葉に表せませんが、絶対に激しくオススメしたい一本でした。
kiri_yamさんごめんなさい、今回は恋愛バトンでなく映画感想文でいきたいと思います。
もう心うたれてしまって、こっちを優先させてもらいますね??
パッチギ!
世界は愛で変えられる
えっと、土曜日になるんかな、10/8に小・中学校の友達と久しぶりに会うことになって、
映画を見に行ってきました。
といっても、”今”ガンガンに上映されてるものではなく、いわゆるローカルシネマクラブ的な会社の
開催する映画鑑賞会みたいなやつでした。
そこで見ましたこの映画、パッチギ!。こんなに胸が熱くなったのほんまに久しぶりでした。
S:1968年の京都。東高校2年の松山康介はある日、担任の布川先生から指示を受け、常日頃争いの絶えない朝鮮高校へ親善サッカーの試合を申し込みに行くハメになった。そして、親友の紀男と共に恐る恐る朝鮮高を訪れた康介は、音楽室でフルートを吹くキョンジャという女生徒に一目惚れしてしまう。間もなく彼女の兄が朝鮮高の番長アンソンであることも知る康介。それでも彼はキョンジャと仲良くなるため、楽器店で知り合った坂崎からキョンジャが演奏していた『イムジン河』という曲を習い、彼女の前でギターで弾こうと決意するのだが…。
えっと、このストーリー展開の書き方とは微妙に違った話かなと勝手に解釈してます。
もちろん、恋愛の要素だって含んでますが。
見る前はね、朝鮮と日本の重めのテーマ、重いってか難しいテーマって思い込んでて、
井筒監督の映画は好きやけど、未見やったわけなんです。
始まった瞬間、朝高(チョーコー)の連中がドドドドドドド~ッッって押し寄せてくるあたりで、(←写真下)
絶対おもろいやん(゜△゜!!!)と確信いたしましたよ。
でも単なる青春を描くだけじゃなく、”人間”に必要な感情とか葛藤とか、すべて見ることができたなぁと。
演じる役者の皆さんもよくて。
実はこの鑑賞会、井筒監督を招いてのトークショーの後に行われたんですが、観客とのカンバセーション形式。
「私も在日なんですが」といった声が多々聞かれました。
その方たちも言ってたんですが、ハングルがなんともすんなりセリフとして溶け込んでると。
プラス、舞台は京都ですので、京都弁もすんなり溶け込んでいると、感じました。
大阪弁でもなく、私の使う播州弁でもない京都弁。特有のなんていうのかなぁ、京都弁(笑 が見事でした。
たいがい東京の人が使うとイラだつんですが、大丈夫でした。オダギリジョーもむっちゃうまかったのでビックリ。
あとで岡山県出身って知ってさらにびっくりしました。
あ、映画の感想全然書いてない!!(汗
ここで、この映画はこうだった!と言い切りたくないんです、実は。だって絶対みんながみんな感じることは別のはず。
約2時間のこの作品の中で”喜怒哀楽”すべてを味わうことができたのは確かです。
キツめのジョークに、さらにキツめの映像。でも、ふいにグラッと心揺さぶられると。
上映中、そこらじゅうからグスグスと泣いてる声がきこえてきとるなぁと思ってると、見終わったあと
「あんたもっと静かに泣けへんの」と言われてしまいましたが、おそらく、みんな泣いてたはず。
なんで故郷は分裂させられなアカンかったんか、なんで日本なんかにつれてこられなアカンかったんか、
今までが積み重なって”時代”で、万人が万人、幸せだけを感じてたワケじゃないし、これからの”時代”の中でも、っていうか、今現在でも。。
頭の中で考えるのが精一杯でうまく言葉に表せませんが、絶対に激しくオススメしたい一本でした。
by kbkbkb_y7
| 2005-10-10 00:24